スマホ猫背が老化を招く!かんたんに実践できる猫背解消法
スマホやパソコンの前で長時間、背中を丸めた前屈みの姿勢になっていませんか? 特に寒い時期はコートの中で身を縮め猫背になりがちですが、春の陽差しと共に薄着になり始めるこの時期、猫背は見た目の印象や健康・老化にまで影響します。自分の姿勢を少し意識して猫背を解消しましょう。
- 猫背が体に及ぼす悪影響
- オフィスや通勤時のちょっとした工夫で猫背を解消
- 1日5分の簡単ストレッチ
- 猫背を正してくれるウェアラブルツールLumo Lift
1.猫背が体に及ぼす悪影響
1-1.顔のたるみ
肩・首・胸の筋肉は表情筋と連動しています。そのため、肩・首・胸の筋肉がうまく伸び縮みできないと表情筋もうまく使われません。特に表情筋と関係しているのが背中の「僧帽筋」で、顔全体を引っ張り上げる働きがありますが、「猫背」の姿勢が続くと僧帽筋が硬直し、筋膜が伸縮性を失ってしまうため、表情筋が動きづらく、顔がたるみやすくなります。
1-2.むくみ・冷え・肥満
首周りや脇の下のリンパの流れを滞らせてしまうため、老廃物が体の外に排出されにくい、代謝の悪い体質になります。それにより、痩せにくく、むくみや冷えの原因にもなります。
1-3.頭痛・肩こり・腰痛
猫背になると首や肩の周辺が血行不良となり、首こりや肩こりをおこしやすくなります。 また、腰は姿勢の影響を受けやすく、腰痛の原因ともなります。
1-4.食欲不振・便秘
猫背は内蔵に圧力がかかっている状態です。身体の中でもっとも多い消化器官の働きが弱くなり、食欲減退・消化不良。さらにはポッコリ腹やバストが下がる原因にもなります。
2.オフィスや通勤時のちょっとした工夫で猫背を解消
2-1.スマホの持ち方
顔の高さ近くまでスマホを持ち上げ、スマホを持った腕のひじと身体の間に反対側の手を軽くはさみ、顎をひく。
2-2.椅子の座り方
腰と椅子の背もたれの間に、クッションやタオルを置き、頭頂部を真上から引っ張られるイメージを意識して座る。
2-3.歩き方
つま先をあげてかかとで着地。腕を振り肩甲骨を動かすイメージで少し大股で歩く。
3.1日5分の簡単ストレッチ
3-1.オフィスでできるストレッチ
- 椅子に座り、背中を丸め首を下に向ける
- 首と背中をゆっくりとそらしていく(5秒程度)
- そらし終わったら、ゆっくりと背中を丸めた状態に戻る(5秒程度)
※5回繰り返す
3-2.胸の筋肉のストレッチ
- 両足を肩幅位に開いてまっすぐ立つ
- 両腕をまっすぐ後ろに伸ばして両手を組む。
- 組んだ両手を持ち上げながら、少し体を反らし胸の筋肉をゆっくり伸ばす。
※5回繰り返す
3-3.肩甲骨のストレッチ
- 両足を肩幅位に開いてまっすぐ立つ
- 両手を前に突き出しながら背中を丸める(肩甲骨を背骨から離す様に意識する)
- 逆に肘を曲げて後ろにまっすぐ腕を引き、胸を張りながら肩甲骨を背骨の方に向けて引き寄せる
※交互に5回繰り返す。
4.猫背を正してくれるウェアラブルツールLumo Lift
ラスベガスで開催の家電イベント「CES 2014」にて、スタートアップ企業「Lumo BodyTech」が、姿勢が悪いと振動で知らせてくれるウェラブルガジェット「Lumo Lift」を発表。iOSやAndroid端末と同期させ、専用アプリケーションをオンにしておくと背筋が曲がっていたり前屈みになっていることを振動で通知してくれ、歩数やカロリー数がアプリ上で管理できます。小型でカラーバリエーションがあるのも魅力。
「Lumo Lift」公式サイト
http://www.lumobodytech.com/
まとめ
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