看護師の再就職はうまくいく?

看護師の再就職はうまくいく? ブランクの不安を解消する秘訣を知ろう!

元看護師のゆかり

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結婚や出産を機に一度は看護師を辞めた人が、子育てがひと段落して再び復職する例は少なくありません。看護師という仕事の厳しさに耐えきれず退職したものの、やはり「人の役に立ちたい」という思いを捨てられずに再就職を考える人も多いのではないでしょうか。しかし、日々進歩する看護の世界を目の前にすると、再就職することに不安を感じる人は多いでしょう。看護師として再就職するうえで不安要素になるのはどのようなものでしょうか?

「ブランクが長いのでついていけるか心配」「家庭を持った今では、仕事と両立できる自信がない」「あの忙しさに耐えられる体力が残っているのか」そんな不安を拭いきれずに迷っている人たちのために、看護師の再就職に関する情報をまとめてみました。

  1. ブランクがあっても再就職はできるのか
  2. 年齢による再就職の難易度について
  3. 復職で注意するポイント
  4. 求人の探し方と再就職先の選び方について

1.ブランクがあっても再就職はできるのか

ブランクが何年もあっても、看護師として再就職することは可能なのでしょうか。ブランクが長ければ長いほど再就職が不安になるのは「自分の知っている知識や技術は今でも現場で通用するのだろうか」「新しい機械の使い方を覚えられるだろうか」というさまざまな思いからでしょう。しかし、ブランクのある看護師さんの復職は十分に可能です。

実際に現場に出て仕事を始める前に、ひと通りのことを研修で教えてくれる制度のある受け入れ先が増えてきています。このことからも、医療現場が看護師の復職を望んでいることがお分かりいただけるのではないでしょうか。どうしても不安が残る場合は、ブランクのある看護師の復職支援体制が整っている病院を選んだり、介護施設など医療行為をあまりする機会のない職場を再就職先として選ぶのもひとつの手です。

2.年齢による再就職の難易度について

年齢が看護師の再就職のネックになる場合もあるのでしょうか。現実問題、仕事がハードな看護師の仕事には若い人のほうが向いていると考えられています。しかし年齢がいった看護師に再就職のチャンスがないというわけではありません。なぜなら、病棟経験のある看護師を求めている医療機関も多いからです。

経験の浅い若い看護師に一から仕事を教えるよりも、ある程度の知識と経験をもつ看護師に来てもらったほうが、効率的に仕事ができると考えるためでしょう。確かに若い看護師は「柔軟性があって指導しやすい」「体力がある」「先輩看護師から見ても使いやすい」というメリットがあるのは確かです。

しかし、20~30代の若い看護師はこれから結婚や出産を機にいつ休業するか分かりませんし、日勤のみの勤務を希望するケースも多いため、あえて子育てがひと段落して仕事に復帰する看護師を受け入れたがる傾向にあるのが実際のところ。復帰が可能な状態になりやる気もあるのに、年齢が再就職の邪魔になってしまうのはとても残念なことです。

「自分のようにブランクも長くて年齢もいっている看護師を受け入れてくれるところなどない」と諦めてしまわずに「再就職支援制度」や「復職支援制度」を設けている求人先がないか探してみてください。

3.復職で注意するポイント

看護師としての復職を目指すなら、ぜひ知っておいてもらいた注意すべきポイントがあります。これを知っていればスムーズな再就職が可能になるかもしれませんよ。

3-1.入職時に研修を受けること

何年もブランクがあると、看護師として働いていたころに当たり前のようにできていたことができなくなっている可能性があります。例えば採血が得意だった看護師さんが、現場を離れて復職した際には「患者さんに針を刺す」という行為に恐怖心を抱くようになってしまった例もあるようです。

もちろん「使用する医療機器が新しくなっている」「治療のやり方が変わっている」ということも多々あるでしょうから、それに対する不安を打ち消すためにも、復職支援のための研修を受けておくことをおすすめします。

最近は復職支援制度を充実させている医療機関も増えてきているようなので、どんどん利用するとよいでしょう。もし転職先の医療機関にそのような制度がなければ、看護師の転職支援サイトで「復職支援セミナー」を開催している場合もあります。積極的に参加して、現場で働くことの不安感を少しでも打ち消しておきましょう。

3-1.初心に戻って心構えしておくことが大切

医療や看護の世界は毎日のように進歩しています。看護師は「3年現場から離れると一から勉強し直さなければならない仕事」と言われていますので、復職後は初心に戻って勉強し直すつもりでいてください。以前は第一線でバリバリ働いていた看護師だったとしても、ブランク後は「新人看護師」のようなものです。現場でたくさん経験して、たくさんのことを勉強していく心構えをしておきましょう。そうすればすぐに昔の感覚を思い出して、現場になじんでいけるはずです。

4.求人の探し方と再就職先の選び方について

では、看護師としての再就職を考えたときには、どのように求人を探せばよいのでしょうか。
再就職先の選び方のポイントとともにご紹介します。

4-1.看護師専門の転職サイトを大いに利用しましょう

最近は看護師専門の転職サイトが非常に増えてきているので、そこから転職先を見つける看護師さんも多いようです。看護師専門の転職サイトは、なんといっても取り扱っている求人数が多いのが魅力。中には厚生労働省の認可を受けているサイトもありますので、安心して利用してください。

そのほかにも各都道府県の看護協会がおこなっている無料職業紹介「ナースセンター」を利用する方法もありますが、こちらも「安心な職探しができる」と評判のようです。また、「実際に医療機関に勤務している知り合いの看護師に紹介してもらう」という方法もあります。

その現場で働くことのメリットとデメリットを知れるので効率的ではありますが「選択肢が少ない」という問題点については考えなければなりません。

4-2.優先すべき条件から考える

自分がなぜ看護師という仕事から一度は離れることになったのか、考えてみてください。自分のやりたい仕事ができなかったのか、仕事がハードすぎたのか、家庭との両立が難しくなったのか…。それによって再就職先を選ぶポイントは変わってきます。

  • 新たに資格を取得してスキルアップできる再就職先を見つけたい
  • 今の状況でも家庭と両立できる勤務条件の病院を探している
  • 今度こそ自分の能力を活かして第一線で働きたい

など、まずは自分が最も優先すべき条件を並べてみましょう。そうすればどのような再就職先を選ぶべきなのかが分かってくるはずです。ブランクが長くて現場復帰に不安が残るようなら、医療行為の少ない介護施設を再就職先として選ぶのもおすすめです。実際に介護施設では、ブランクのある元看護師さんが多く働いているようですよ。

まとめ

看護師の再就職に関する情報をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

  • ブランクがあっても再就職はできるのか
  • 年齢による再就職の難易度について
  • 復職で注意するポイント
  • 求人の探し方と再就職先の選び方について

看護師としての再就職先を探しているなら、ぜひこの記事を参考にしてみてください。ブランクが長い看護師さんでも、安心して最終職探しができるようになるかもしれませんよ。

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