新人看護師が入職までに準備しておくこと

新人看護師が入職までに準備しておくことは?

元看護師のゆかり

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国家試験に合格してはれて看護師となると、次は入職が控えています。初めての入職に、期待と不安で胸がいっぱいの新人看護師も多いことでしょう。そこで、今回は入職の際に準備しておくものや心構えなどをご紹介します。どの職場でも新人はやるべきことや覚えるべきことがたくさんあるでしょう。特に、看護師は人の命にかかわる職業です。ですから、用意すべきものを事前に整えておき、入職後に慌てないようにしておきましょう。

これから入職を控えている新人看護師の方はぜひ読んでみてくださいね。

  1. 新人看護師の役割は?
  2. 入職前に準備しておくことは?
  3. 入職日までにしておくことは?

1.新人看護師の役割は?

新人看護師の役割は、1日でも早く職場の仕事を覚えることです。学生時代に勉強したことはあくまでも基礎であり、仕事をするうえで覚えていくべきことはたくさんあるでしょう。また、患者とのコミュニケーションの取り方や看護の仕方なども覚えていかなくてはなりません。ですから、入職してからしばらくの間は息をつくひまもないほど忙しいでしょう。入職前にしっかり準備を整えておいて仕事にのぞむことが大切です。

2.入職前に準備しておくことは?

では、入職前に準備しておくこととはなんでしょうか? この項では、カテゴリー別にご紹介していきます。

2-1.持ち物

入職後の持ち物については、職場から用意しておくもののリストを渡される場合もあるでしょう。持ち物が決まっている場合は、それを忘れずに用意しておいてください。メーカーの指定がある場合は、それも守りましょう。用意しておくものが指示されていない場合は、メモ帳とボールペン、ハンコ、腕時計だけは準備しておいてください。メモ帳とボールペンは、職場でメモを取るときに使います。

また、新人看護師は入職後に記入する書類も多いです。ハンコが必要なものもたくさんあるので、忘れずに用意しておきましょう。事前に記入が必要な書類を渡された場合は、間違いがないように記入しておいてください。職場によっては、たくさんの新人看護師が入職してきます。書類の間違えがあれば、訂正が大変です。

2-2.服装

制服は、職場で支給される場合が多いでしょう。ナースシューズやストッキングなどは自由に選べる職場が多いです。仕事が始まれば、しばらくこのようなものを買いに行く時間が取れない場合があります。ですから、ストッキングなどは多めに買っておきましょう。

2-3.生活用品

入職と同時に職場に近い場所に引っ越したり、新しくひとり暮らしを始めたりする人もいるでしょう。また、病院の寮に入る方もいると思います。このような方は、入職日までに生活用品を一通りそろえておきましょう。仕事が始まれば、買い物に行く時間など取れないことが多いです。

さらに、近所のスーパーやコンビニ、食事がとれる場所なども調べておいてください。
特に、コンビニは24時間営業なので何かと便利です。郵便局と給与が振り込まれる金融機関の支店の場所も調べておくとよいでしょう。

2-4.書類

職場によって、入職日までに用意しておく書類は異なります。しかし、年金手帳と住民票は必要な職場が多いので、念のためにすぐに持っていけるように用意しておきましょう。住民票は市役所で取得てきます。

なお、引っ越して住所が変わった人は、転入届を出さないと正確な住民票が作れません。ですから、転入届を出すついでに住民票を取ってくるとよいですね。住民票の効力は3か月ですからあまり早く取りすぎてもいけません。また、給与の振込先の金融機関に口座を開いていない場合は、口座を開いておくと後が楽です。

3.入職日までにしておくことは?

就職先と入職日が決まると、新人看護師は最後の春休みになります。では、入職日までにしておくことなどはあるのでしょうか? この項では、入職日までにしておくことをご紹介します。

3-1.はめを外しすぎない

国家試験が終わり、就職先も入職日も決まればほっと一息つく人も多いでしょう。そして、入職日までの日々が、人生で最後の春休みになります。「入職したらしばらくは遊べない」という理由で、旅行などを計画する人も多いでしょう。しかし、はめを外しすぎると思わぬ病気になったりけがをしたりすることもあります。入職日までは多少はめを外してもかまいませんが、外しすぎないように気をつけましょう。また、海外旅行は体に負担がかかりすぎるので、旅行をするなら近場がお勧めです。

3-2.基礎をもう一度勉強し直す

国家試験に合格をした後は、「しばらく参考書なんて見たくない」と思う方も多いでしょう。
しかし、看護師としての勉強は一生続きます。入職日まで看護学の基礎をもう一度おさらいしておきましょう。職場によっては独自のルールがあるところもありますから、根を詰めてする必要はありません。あくまでも「忘れていることを思い出す」程度で十分です。

3-3.家の周りの地理を把握しておく

入職を機に引っ越したという場合は、家の周りの地理がよくわからないという場合もあるでしょう。ですから、家の周りの地理を把握しておくとよいですね。また、職場までバスや電車で通う人の場合は、時刻表を調べておいてください。

なお、車の免許をまだ取っていないという場合は、入職日までに取っておきましょう。看護師は夜勤がある仕事ですから、車が運転できないと不便です。

3-4.入職日前日は早めに寝る

勤務が始まれば、忙しい日々が始まります。ですから、前日は早めに休みましょう。緊張して眠れないという場合は、布団の中に入って目をつぶっているだけでも体が休まります。

また、布団に入る1時間前からはパソコンやスマホは見ないようにしましょう。さらに、春は急激な天候の変化が心配です。降水確率が低い場合は大丈夫ですが、春の嵐になった場合は早めに家を出ましょう。職場には、指定された時間の10分前には到着するようにしてください。すぐにナース服に着替えると思いますが、初日ですからスーツかそれに準ずるきちんとした服を着ていきましょう。

「どうせすぐに着替えるのだから」とジーンズにトレーナーなどという服装で行くと、社会人としての常識を疑われます。多くの職場で入職式があると思いますので、着替えたら案内係の指示に従って動いてください。書類などはすぐに出せるようにクリアファイルにまとめておきましょう。

おわりに

今回は新人看護師の入職準備についてご紹介しました。
まとめると

  1. 入職の際の持ち物は忘れずに用意しよう。
  2. 必要なものが特に指示がなかった場合は、メモ帳とボールペン、ハンコだけは忘れずに用意しておく。
  3. 入職を機に引っ越した場合は、それに伴う手続きを忘れずに。
  4. 入職日までははめを外しすぎないように過ごそう。

ということです。

入職日は誰もが緊張するもの。そして、緊張しすぎると思わぬ失敗をしやすいものです。ですから、持ち物がある場合は前日の夜にしっかり準備しておいてください。なお、学生時代から使っていたもので、使えるものがある場合はそのまま使ってかまわないでしょう。新しいものをわざわざ買い直す必要はありません。

また、入職日までにお世話になった先生方などにあいさつに行くのもお勧めです。看護師の世界は意外と狭いので、また何かのときにお世話になる可能性もあるでしょう。

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