看護師の転職・就職のポイント

仕事がきつい? 看護師の転職・就職のポイントや各業務内容について

元看護師のゆかり

【執筆者プロフィール】

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看護師は、個人や社会の健康を守る大変重要な仕事です。最近では高齢化社会を迎えているため、看護師の需要はますます高まっています。しかし一方で、看護師は業務内容がきついなどの理由で仕事をやめたいという方も少なくありません。また、転職を考えている方も多いのです。そこで今回は、看護師の転職・就職情報や、仕事の内容などをご紹介します。

  1. 看護の基礎知識
  2. 看護の仕事について
  3. 看護の仕事のメリット・デメリット
  4. 看護師の就職・転職について
  5. よくある質問
  6. まとめ

看護の仕事について知りたい方・就職や転職を考えている方にぴったりの内容となっています。ぜひ最後まで読んでみてください。

1.看護の基礎知識

1-1.看護とは

大きい意味での「看護」とは、個人や家族が、最大限の健康を得ることで、質の高い生活を過ごすことを目的とした支援的活動のことです。個人が家族の看病をしたり面倒を見たりすることも看護と言えますが、この記事では「職業・仕事としての看護」と定義します。

1-2.看護の仕事の種類

看護を職とする人は大きく分けて以下のとおりです。詳細は次項よりご紹介します。

  • 看護師
  • 准看護師
  • 助産師
  • 保健師

2.看護の仕事について

2-1.種類

看護の仕事について、種類ごとに概要をご説明します。

2-1-1.看護師

患者を診察する医師の補助・傷病者への援助・医療現場での看護業務などを行います。看護師と准看護士では資格の発行元が異なり、前者は国が、後者は都道府県が発行しているのです。准看護士は、看護師の補助業務を行うこととされています。

2-1-2.助産師

女性の妊娠・出産・育児についてのアドバイスや保健指導・分娩(ぶんべん)介助・育児相談などを行います。助産師の資格は、女性しか取得できません。

2-1-3.保健師

疾病の予防活動・健康維持管理のための支援活動などを行います。

  • 行政保健師:地域の保健所や市役所で働く(公務員)
  • 産業保健師:企業の医務室や健康相談室で働く
  • 学校保健師:学校の保健室で働く

2-2.看護の仕事について

看護師の仕事について、基本的な一日の流れを見てみましょう。

  • 8時頃:担当患者についての申し送り事項を聞く
  • 9時頃:バイタルサイン(血圧・脈・体温など)測定・与薬
  • 午前中:点滴・手術の準備・全身清拭(せいしき)など
  • お昼休み
  • 13時頃:昼食後の与薬
  • 14時頃:病棟カンファレンス(看護師が集まり、話し合いをする)
  • 14:30頃:手術後の患者のケアなど
  • 15時:申し送り・看護計画の見直し
  • 17時頃:業務終了

上記のルーチン業務の合間にもナースコールや患者の対応をするなど、業務は忙しいものになっています。

2-3.主な職場について

看護の仕事では、病院が圧倒的に多くなっています。ついで診療所・介護保険施設などです。他にも、訪問介護ステーション・看護師学校養成所・市町村・事業所・保健所・助産所・学校など、さまざまな職場があります。

2-4.勤務形態について

看護師の勤務時間は、主に日勤・準夜勤・深夜勤に分かれているのが一般的です。3交代制としている病院がほとんどですが、2交代制のところもあります。主な勤務時間は以下のとおりです。

  • 日勤:8~17時頃
  • 準夜勤:16~0時頃
  • 深夜勤:0~8時頃

交代時には申し送りが行われ、綿密に引き継ぎ事項を伝えることとなります。そのため、交代時間帯は、別の勤務形態の看護師が重複して勤務することになるのです。

3.看護の仕事のメリット・デメリット

看護の仕事のメリット・デメリットをまとめました。

3-1.メリット・デメリット

3-1-1.メリット

  • 働きがいがある
  • 全国で需要がある
  • 給与が安定している
  • 給与が高い(同年代の他業種年収より100万円程度高くなることもある)
  • 産休・育休が取りやすい
  • 高齢化が進めば看護師の需要がさらに増える

3-1-2.デメリット

  • 業務内容がきつい
  • 気軽に休めない
  • 年末年始・土日祝日も勤務がある

3-2.現状・最近の傾向など

看護師は大変メリットの多い職種ではありますが、一報で「きつい・汚い・危険」の3Kと言われることも多く、転職を考える人も少なくはありません。しかし、年収がいいこと・看護資格は専門的すぎるため他の業種ではつぶしがきかないなどの理由から、看護師をやめるという選択を取る人は少ないのです。

4.看護師の就職・転職について

4-1.就職について

看護師に就職するためには、高校卒業後、看護系の専門学校・短大・大学に通い、卒業後に看護師国家資格に合格する必要があります。看護師国家資格の合格率は約90%で、各学校に通ってきちんと勉強すれば受かる資格です。その後就職活動を行うこととなります。

4-2.転職について

看護師は引く手あまたなので、選ばなければ転職は楽でしょう。しかし、勤務形態・就業時間・残業・土日出勤などの希望がある場合は、希望に添う職場探しを常に行わなければなりません。看護師キャリアアップでは、好条件の求人情報を常に更新しており、看護師転職に役立つはずです。

4-3.相談窓口

始めて転職する方や、転職に不安がある方は、転職サイトのサポートを利用しましょう。キャリアパートナーが履歴書の書き方や面接などもしっかりとサポートします。

4-4.注意点

転職の際は、なぜ転職しようと決心したかを常に意識しておきましょう。給料が安い・残業が多い・職場の環境が悪いなど、転職したいと思った理由があれば、転職先に期待する条件も固まってきます。焦ったり妥協したりせず、自分の希望に合う職場を探し続けることが大切です。

5.よくある質問

Q.転職活動はいつからしたらいいですか?
A.4月から転職したい場合は、早くて10月から開始するとよいでしょう。また、4月からの求人が2~3月にドッと増えることもあるので、直前の転職でもチャンスをつかめる場合があります。

Q.職場環境をチェックする方法は?
A.口コミサイトや求人情報サイトなどを利用するとよいでしょう。また、病院に直接行き様子を見るという手もあります。その際は仕事の邪魔にならないようになるべく速やかにチェックしましょう。

Q.転職の際の注意点は?
A.面接では、しっかり自分の希望を伝えましょう。受かるため嘘をついたり無理を言ったりすると、後悔することになります。希望を伝えたうえで落ちたのなら、その職場はもともと合わなかったということなので、ガッカリする必要はありません。長い目で見て職場を選ぶことが大切です。

Q.転職サイトの選び方のコツは?
A.求人情報数・サポートスタッフの質などがチェックのポイントです。綿密なサポートをしてくれるサイトを選びましょう。

Q.残業代が支払われないのですが
A.サービス残業が常習化してしまっている職場の体質はなかなか変わるものではありません。早期に転職することをおすすめします。労基などに相談すれば解決する場合もありますが、転職するほうが手間も時間もかかりません。

6.まとめ

看護の仕事についてご紹介しました。今の仕事に悩んでいて転職を検討している方は、求人情報をこまめにチェックし、希望通りの転職先を見つけましょう。看護師の求人は、他の職種よりも多くなっています。焦ることなく、慎重に選んでください。転職でお悩みの方は、求人サイトのサポート窓口などに相談してもよいでしょう。始めての転職での心構えなどを聞けるかもしれません。また、好条件のおすすめ求人情報を優先的に紹介してもらえる可能性もあります。

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