転職する場合、仕事を完全に離れて転職活動に専念するという選択もありますが、その間は収入がないため生活のことを考えなくてはなりません。また、仕事にブランクが空いてしまうのも不安なことです。まとまった休養が必要だという人以外は、退職から次の仕事への期間はできるだけ短くしたいものです。そのためにもしっかりと転職準備をしていくことが必要です。

本格的な転職活動は転職希望日の半年前から

転職活動はいつから始めれば良いのでしょうか。基本的に職場に退職を申しでるのは退職希望日の3ヶ月前からと言われています。（職場の規定で、それより前に伝えなければいけない場合もあります。）
3ヶ月前に退職したい旨を伝えるという事は、それより前に転職活動を行わなければいけません。転職活動にかかる期間は人により異なりますが、忙しい毎日の中で多くの情報を収集検討し、書類選考～面接・内定までのスケジュールを大体2〜3ヶ月と考えると、遅くとも退職希望日より半年前には転職活動を開始することが望ましいです。

求人サイトを使えば短期間での転職も可能になる

例えば、4月からの勤務開始を目指して転職活動をおこなう場合、理想としては半年前（10月頃）から活動をスタートさせるのが良いのですが、遅めのスタートだから失敗するというわけでもありません。

転職を決断するのが実際に転職したい時期の直前だったという看護師も多くいます。4月から入職を目指しているようなケースで、3月に入ってから転職を決めるという人もいます。このような場合には短期決戦ともなりますのである程度の覚悟も必要になるのですが、そのような期間でも後悔のない転職は可能ですから諦める必要はないのです。しかし、短期決戦になるので、希望条件を明確にした上で求人サイトなどを使ってプロにサポートしてもらいながら転職活動を行う方が安心でしょう。