転職成功コラム

自己分析の仕方

『自己分析』は転職活動を成功させるための最初のステップです。
自分自身を見つめ直し自分をより理解することは、職業観・看護観を深め、自分の方向性を定めて自分に合った病院を選択する上でとても大切なことです。この自己分析をしないで転職をしてしまうと、その医療機関に入った後で自分のやりたいことや目指すものと、医療機関が求めるものとでミスマッチが生まれてしまいます。

その結果、転職後も悩みや不満が解消されず、再び転職先を探すことにもなりかねません。迷うことも多いのが転職活動。自己分析チェックシートを作って、実際に書き出して自分のことを整理しておくと迷ったときや面接のときに大きな助けになります。
『自己分析』はそう難しいものではなく、転職サイトなどでチェックシートを無料で提供している場合もあります。今後の転職をより有意義にするためにも、そのようなものを利用してみることをお勧めします。

自分の性格をみつめてみよう

自分の長所・短所・性格を書き出すだけでなく、家族や友達から自分はどのように見られているのか、周りの人に自分の印象を聞いてみましょう。比較することで客観的に自分を知ることができます。

あなたのキャラクターをチェック

  • 自分で思う自分の性格
  • 自分で思う自分の長所
  • 自分で思う自分の短所
  • 親・兄弟など家族からの評価
  • 友人・同僚からの評価
  • 好きなこと、得意なこと
  • 嫌いなこと、苦手なこと
  • 持っている技術や資格

自分史をまとめてみよう

自分の全体像を把握する作業です。子どもの頃から最近のことまでを振り返って、いつ看護師になろうと思ったのか・実習体験で何を学んだのか・学校や友人とどんな思い出があるかなど、印象に残っていることを時系列で書き出してみましょう。

これまでの人生を年表にしてみる

  • 印象に残っているできごとと、そこから何を学んだのか
    それぞれの出来事を時系列にして、そのとき自分はどう感じたのかを書き出します。
  • 看護師になろうと思ったきっかけは?
    なぜ看護師になろうと思ったのか?きっかけは何だったのか?改めて書き出してみます。
    面接などで志望動機を具体的に聞かれることも多いのできちんとまとめておきましょう。
  • 実習体験で印象に残っているエピソードは?
    うれしかったこと、つらかったことなど印象に残ったエピソードを時系列にして、そこから学んだことを書き出します。

これからの自分を設定してみる

「将来どんな看護師になりたいのか」「自分のやりたい看護は何か」を具体的に書き出します。自分が目指す理想像をイメージしたり目標を設定することは、転職活動を行う上でとても重要です。自分の看護観を深め、未来像を明確にして病院見学や説明会を行うと、自分に合った医療機関かどうか判断しやすくなります。

自己PRをまとめてみよう

自分自身を理解し、長所・短所がまとまったら、自分が看護師としてどの様なことで役立てるのか、長所を活かしてこんな看護師になりたいなど下記ポイントに注意して具体的な自己PRを書いてみます。

  • これまでの経験から得た強み
  • 勤務先で生かせること
  • 目標とする看護師像

転職で自分らしく働ける場所を見つけるためにも、求人探しを始める前にしっかりと自分を見つめる時間を取っておきましょう。

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